ハピネスチャージプリキュア! 22話

ハピネスチャージプリキュアは前半の山場を迎え、ファントムとの決戦を通してのひめといおなの和解、いおなの新しい変身や必殺武器等、見どころ満載の回でしたね。

「それでは駄目な気がする。誰かを助けるとか誰かを消すとか、そういう願いではどこかに不幸が残ってしまう」
幻影帝国を滅ぼすという願いすら可能であるならば、世界中の鏡に囚われた人達を助けるという願いも叶えられるのかも知れないですね。しかし、幻影帝国を滅ぼしたら皆が助かるという保証が無いというのであれば、例え「皆を助けたい」と願ったとしても、本当に自分が願った通りに叶えられるとは限らないという事になるでしょうか。
ならば「自分で願いを叶える為の力が欲しい」と願うのが最良の結末を迎える為のより良い選択だという事でしょうね。本当の願いや望みは自分自身で叶えてこそ意味がある事だとも言えそうですね。

第1話冒頭からずっと続いてきた、ひめといおなの確執も今回ついに和解となりました。
今回悪いのはひめではなく幻影帝国だと言った通り、いおなも本当はひめを憎悪しても仕方がないとは分かってはいたのでしょうね。でもひめは今まで自分の過ちから逃げているようにしか見えなかったから許せずにいたというだけの事だったのだと思います。それで今回ひめが自分のピンチに助けに来てくれた上に、心からの謝罪があって、ようやくわだかまりが解けたのでしょう。
ただ、前回までの取り付く島もないような拒絶の姿勢からは随分あっさりと態度が変わってしまったように見えますので、もう少しいおな側の葛藤の描写などもあったほうが良かったかなとは思います。まあ勿論ひめの方も出来る限りの事を尽くして謝った訳ですから、その気持ちがいおなに届いたという事ですね。
何にしてもこれで過去を水に流した訳ですから、これからの2人の仲の進展に大いに期待したいですね。次回早速2人の共同作業があるようなので楽しみですw


今回いおな専用の変身アイテムと武器が登場しました。変身アイテムだけでなく掛け声まで他のキャラと違うのは去年の亜久里から2年連続となりますが、今後も追加キャラは既存キャラと異なる変身をするようになっていくのでしょうかね。
一方専用武器はタンバリンで、しかも尻で叩く仕様のようですねw 尻タンバリンはいつき以来2人目とは言え、六花もアローをタンバリンのように叩いてた上、おしりパンチを披露した事もありますから、タンバリン使用者は何かしら尻を使わないといけないんでしょうかw


お祝いメッセージはビューティでしたが、今回は多くの鏡がある場所で、かつてのジョーカーとの一騎打ちを思い出させるファントムとの決戦において、いおながプリキュアとして新しく歩むべき道を見つけたという意味で、ぴったりの人選でしたね。メッセージ中に道ネタが無かったのは残念ですが、真面目なれいかさんらしい挨拶だったと言えそうです。
メッセージ未登場キャラも残り少なくなってきましたが、ダイヤモンドがあのイラりつ回に相当する26話、もしくは恋愛絡みの回で登場してしまわないか少々気がかりですね… 結局は1話限りのネタだったのだから六花のキャラの本質はそれじゃないだろうと思うのですが。恋愛的エピソード絡みならまだサニーやレモネードが残ってますからね。
他にはは夏休みの終盤に宿題絡みでマリン、ゆうことめぐみの幼少期ネタならロゼッタの登場がありそうですね。あとピースはじゃんけんをするでしょうか？