とある科学の超電磁砲S 8話 『Item(アイテム)』

アニメ感想記事としては4か月以上ぶりとなりますね、またご無沙汰しておりました。
超電磁砲2期も第8話、いよいよ4人組の暗部の組織『アイテム』の登場です。

今回は感想と言うよりは、『アイテム』の登場に関して原作読者として言っておきたかった事があったので記事にしたという感じで、思いっきり原作読者目線の物言いで申し訳ないですが、ご容赦下さい。
ネタバレは一切しないように気を付けます。というかこの件に関しては特に気を遣わないといけないですね。

『アイテム』の原作での登場は超電磁砲ではなく禁書の15巻が最初でした。多少語弊がありますが、まさに"衝撃的なデビューを果たした"と言って良いような強いインパクトがありましたね。その後の科学サイドのストーリー、及び『新約』に移行してからも主要キャラとしてすっかりお馴染みの顔になりましたけど、やはり『アイテム』の物語上の原点は15巻の出来事にあると思っています。
超電磁砲では5巻に登場しましたが、『アイテム』としては禁書15巻の前日譚という意味合いも含むでしょうね。

その為、私個人としては、アニメ化は禁書15巻を含む禁書3期の方を先にして欲しかったんですよね。確かに作中の時系列では超電磁砲5巻の方が先ですけど原作の刊行順では逆だった訳で、禁書15巻での内容を知っているかによって、物語の初見での受ける印象が原作読者とアニメ組で大きく異なってしまうのではないかと気になってしまうのです。
この先に彼女達に起こる事を知っているから感じられる感慨深さとか切なさというものがアニメでは伝わらないと思うのですが、当然ネタバレするわけにはいかないし、もどかしいんですよね…


まあアニメが始まってしまった以上は、この先の事とか気にしないで今現在の彼女達の活躍に期待するのが一番だろうと思います。
初回である今回は『アイテム』のトップバッターとして、人形爆弾使いのフレンダがメインのバトルとなりました。
暗部にいる者として相手を殺す事に躊躇いが無く、それでいてお調子者で詰めが甘くて愛嬌があり、この1話だけでもかなりフレンダというキャラの魅力は現れていたと思いますし、結構人気が出そうだと感じました。それだけに、後に禁書3期が放送された時にどんな反応があるか怖くもあり、逆に楽しみかも知れません。
他にも、レベル5第四位の麦野を筆頭に、滝壺と絹旗もかなりの高位能力者で個性も強く、登場人物の非常に多い禁書においても4人とも人気の高いキャラなので、これからの活躍には大いに期待して良いと思います。

フレンダは能力については作中では特に説明が無く、人形爆弾は能力に頼らない自作のものかも知れません。
能力ではないなら、異能の力しか消せない上条さんにとっては非常に相性の悪い相手ですよねw


今回の内容についても少しだけ。
今回は2期でも本格的なバトルの始まりと言う事で、とても気合が入った見応えのあるバトルでしたね。
「こいつは私に殺される為に生まれてきた」という台詞に美琴が"妹達"を重ねて激昂したのが印象的でした。


次の感想記事はアイテム編の内にあと一回は書きたいですね。あと魔王さまの総評も。俺妹はどうしますかね…


良ければ押して頂けるとありがたいですm(_ _)m