境界線上のホライゾンⅡ 6話 『広場の男女』

ホライゾンⅡ第6話、トーリとホライゾン、点蔵と傷有りがそれぞれ仲良くデートしているようですが、実は重要な意思決定があったり重大な事実が発覚したりと、ただ楽しいだけのデートという訳にはいきませんねw

「もし全部戻ったオメエが俺を嫌ったとしても、そん時はまた始まりに戻るだけさ」
「これまでスゲエ楽しかったなと思いながら、俺は次の俺をやっていく」
トーリとホライゾンのデートは武蔵の方針について考える大事な機会だった訳ですが、そもそもトーリにとっては大罪武装を集めるという事は初めから決まっていた事なんですよね。第4話では例えホライゾンが戻って来なかったとしても、大罪武装を集めてホライゾンに見立てて供養しようとしていたと言っていました。
ホライゾンが戻って来た今では、全ての感情が揃ったホライゾンを見てみたいという理由で、しかもホライゾン自身がそう望む事までは求めず、全てが戻ったホライゾンに嫌われたとしても構わない。ここまで言い切る意志の強さは並大抵のものではないですよね。

勿論、ホライゾンにも一緒に付いてきて欲しいのでしょうね。悲しいという負の感情だけでなく、それに抗う正の感情も持っているのだから、全てが揃った時には嬉しい事が沢山待っている。その時を一緒に迎えたいのだろうとは思います。だけど結論を急かさず、あくまでもホライゾンの意志を尊重するのもトーリの優しさなのではないでしょうか。

ところでこの時のBGMが1期12話の過去回想の時と同じでした。これはトーリとホライゾンの2人にとって重要な意思決定をする時のBGMだと言えるかも知れませんね。


点蔵が尻を凝視するなどムッツリスケベっぷりを発揮しているのに傷有りは天然で気付かず、何か良い雰囲気になっていたりしましたが、実は傷有りこそが後に処刑される"重双血塗れ(ダブルブラッディ)メアリ"本人だったのでした。さてそれを知った点蔵はどう動くのでしょうか？
英国王室の襲名者の関係性とか英国で起きた公主隠しの謎については、また後に機会があったら触れる事にしたいと思います。

後は1人だけ演劇空間から脱出出来ていないネイトとか、ネシンバラとシェイクスピアの過去の関係も気になりますね。


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