無常の流れ 新館アニメ感想記事では境界線上のホライゾンを中心に、その他はアニメ・漫画・ラノベ・ゲーム関連のネタ等を気が向いた時にやっていければ良いかなと思います。
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ホライゾンの感想記事は3話までしか書いていませんでしたが、今回から再開します。
原作の方は既刊のⅣの中巻まで何とか読破しました。長かったですよ… 今回の第9話で、いよいよトーリや武蔵の学生達がホライゾンの奪還や大罪武装の回収を求めて聖連各国と対決していく、その長い戦いの始まりを迎えた事になりますね。 ![]() ![]() 今回は原作読者としても、かなり満足出来ました。スタッフが原作を充分に尊重して作り込んでいるなと感じられましたね。 EDの全員集合の一枚絵、これは原作で丸々6ページぶち抜きの見開き絵だったんですよね。それをアニメでも一枚の絵に繋げて見せてくれた事が嬉しかったですね。 それに喜美と二代の相対においての術式の展開、これも細部まで随分凝っていましたね。喜美の"高嶺舞"の術式は「芸能の神に舞を奉納する事により無粋な者が触れられなくなるという加護を得る」というもので、これ程の術を展開出来るのも奉納する舞が相当に高いレベルにあると思われます。まあこの辺はあまり上手く言葉に出来ないのですけど、これもやはり映像として表すのに設定を深く読み込んで再現しているんですね。 ![]() そして、相対が決着した後のトーリの台詞「ホライゾンは死ぬしかない人間じゃない、死ぬ為に生まれてきた訳じゃない」という所で登場した、犬耳っぽい頭が特徴的な人物達ですが、彼らは原作Ⅲ巻の登場人物で、しかもこのトーリの台詞を彼等が聞いていたという事がⅢ巻の展開において非常に重要な意味を持つ伏線になっているんですね。 つまり、これはスタッフがⅢ巻の内容までちゃんと把握していて、恐らくⅡ巻が対象となる2期だけでなく、3期の構想まであると考えて良いという事ではないですかね? 3期をやるのは流石に難しそうだと思っていましたが、これなら期待しても良いでしょうか? まあ売上次第かとは思いますけど… という事で、深く作り込んでいるというだけでなく続編への期待も持たせてくれた、原作読者の私にとっても大満足の回となりました。次回からはホライゾン奪還の為の総力戦となっていくでしょうから、ますます目が離せなくなりそうですね。 【11/29追記】 武蔵における"王"の意味について。原作からもいくらか補足しておきます。 武蔵では王とは聖連から派遣されるものであり、生徒会や総長連合の権限も王によって抑えられたり、また今回のような非常時には権限自体を王が預かったりしていたんですね。だからその意味では武蔵は独立した存在とは言えず、それが極東の住人の立場を表すものでもありました。 ![]() ![]() 「ホライゾンが、自分の夢を持つ事の出来る国をつくれる王様になる」 幼い頃、まだホライゾンが健在だった頃の夢ですが、極東の住人である限り、大きな夢を抱いても叶えられない訳で。ちなみにホライゾンの夢は「皆の夢が叶うといいと思います」だったのですが… しかしだからこそトーリは、皆の夢が叶えられるように、そしてホライゾンも自分自身の夢を持てるようにと、この武蔵を変えられる王になりたいと願ったのですね。 ホライゾンを失い塞ぎ込んでいた時、「アンタはこれからずっと泣くように生きなさい、生まれたばかりのように。そしてそれが出来ない人を救いなさい」と喜美に叱咤されて、それからはずっと馬鹿をやって生きてきたけれど、子供の頃に抱いた思いは持ち続けていたのでしょう。そして喜美も仲間達も、この馬鹿がずっと子供の頃のままであり続け、王になろうとするならば、彼を支えていこうと。今トーリが総長兼生徒会長であるのも、そうした皆の思いによるものなのでしょう。 ![]() ![]() トーリは皆の助けを借りようとせずに一人でホライゾンを救いに行こうとし、それはかつてヨシナオ王が己の領地を守る為に一人で武蔵に赴いたのと同じだと、一人では駄目だと思われたけれども。しかしトーリには付いて行く仲間がいる訳です。 「自分達の王を守りに行きます」 「存分に、我が王よ。今こそ私の騎士としての力をお見せしましょう」 王を支えていく決意表明とも言える台詞ですね。トーリには信頼出来る仲間達がいて、彼等の中では間違いなく"王"と言えるでしょう。今回は彼が本物の王になる為の最初の一歩を踏み出した、長い戦いの幕開けになるのでしょうね。 今回は他にも、回想で喜美がトーリを叱咤する場面や、アデーレとヨシナオ王のやりとり等も素晴らしかったし、その上で戦いの始まりを迎えるという、密度の濃い回でしたね。 良ければ押して頂けるとありがたいですm(_ _)m ![]()
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コメント
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境界線上のホライゾン 9話
千和TUEEEE!!!!!
ただの爆乳じゃなかったのか。ただの痴女じゃなかったのか。
偉そうにしてるだけの姉ではないと思ってはいたが、まさかこれほどまでとは。
武力に対し、魅力で挑む。何この燃えシチュ...
境界線上のホライゾン 第09話 『高嶺の花』
トランプのキングみたいな人は本当に王だったんだ。ガリレオから正純を庇った二代ですが、彼女と武蔵の王であるヨシナオが更にトーリたちに立ちふさがる。まず武力介入してきたガリレオを帰らせ、その上で二代と学生代表を戦わせて収めようという腹でした。 ヨシナオも決?...
【境界線上のホライゾン】9話 賢姉マジたまんねぇ!
境界線上のホライゾン
#09 高嶺の花
760 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 00:57:48.41 ID:C8S1ZGUO0
何かようやく本編入ったって感じやなw
751 名...
境界線上のホライゾン 第9話「高嶺の花」
武蔵王・ヨシナオは聖連の介入させずに アリアダスト教導院を諌めに入ります。
絵に描いたようなキングな格好ですが 王としての役割をしてますね。
二代との相対するのは誰がするか?
キャラの濃さで(違...
境界線上のホライゾン 第9話 「高嶺の花」 感想
「境界線上のホライゾン」
第9話 「高嶺の花」 の感想記事です。
さ、最終回並みのクオリティー・・・
ハードル上げ過ぎだと思うのだが・・・
今週の見所は、お姉ちゃん "葵・喜美" です!
境界線上のホライゾン 第9話 感想「高嶺の花」
境界線上のホライゾンですが、喜美が戦闘に勝って葵・トーリたちが副王になるという状況となります。トーリは一人でホライゾンを助けに行こうとしますが、クラスメイトが全員一緒に行くことになります。(以下に続きます)
境界線上のホライゾン 9話「高嶺の花」感想
ハジマリガオワリ。
本当に長かったプロローグが終わりました。
今話を見て、このアニメについてきてよかった、
そう思える出来でした。本当にありがとう!
境界線上のホライゾン #9
【高嶺の花】
境界線上のホライゾン 〔Horizon on the Middle of Nowhere〕 3 (初回限定版) [Blu-ray]出演:福山潤バンダイビジュアル(2012-02-24)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る
死ぬ為に生まれ ...
境界線上のホライゾン 第9話 「高嶺の花」 感想
尻上がりに、どんどん面白くなってきますね。
一見、色物のようなキャラでも格好イイ、盛り上がってきてますよ!
ガリレオの乱入により一時騒然となった相対戦。
正純とトーリの勝負は引き分けとなり...
境界線上のホライゾン 第9話 高嶺の花
境界線上のホライゾン 第9話。
以下感想
境界線上のホライゾン 第9話「高嶺の花」 感想
賢姉が駄目なあんたと全部を助けてあげる
トーリと正純の討論対決は引き分けとなり相対対決は1勝1敗1分けに。
学生ではなく抗争に参加できないヨシナオ王は二代を抜擢しトーリ達と対峙。
二代相手の相対対決延長戦に名乗りを挙げたのはトーリの姉である葵・喜美こと賢?...
境界線上のホライゾン 第9話「高嶺の花」・・・賢姉が超エロかっこいい!ウズィが超かわいい!
そして最後が特殊EDでこれだもの・・・そう、原作の6Pブチ抜きと同じもの。もうなんと感慨深いことかと。 TV放映まで待ちきれずにWeb配信で見ましたが、もう今回は最高!土曜日楽しみです。 今回もスタッフ乙でした。冨田頼子さん、本人はかけだしなんて言ってますが、と?...
境界線上のホライゾン 第9話「高嶺の花」
はい、関西は前回お休みだったので、周回遅れです。ガリレオの攻撃を防いだ本田・二代。彼女は現在、武蔵の王・ヨシナオの警護隊隊長を務めていた。そもそも小さな領地の王でしかなかったヨシナオは、自分の領地の民を守るために聖連によって武蔵の王にならざるを得なかっ...
境界線上のホライゾン 第9話 11/29 あらすじと感想 #kyoukaisen
そして、トーリは前に進む。喜美ねえ、最高!。
武蔵王に連れられてきた二代ちゃんが、次の対戦相手となる。ちなみに、正純ちゃんとの対戦は引き分けで、二代ちゃんとの対戦が決戦となる。
「蜻蛉...
◎境界線上のホライゾン第9話『高嶺の花』
フタヨと誰かを戦わせろということになる。誰がでるかいってたら。ウフフ愚弟と、地球最終防衛ラインナツミ殿がでてくる。葵・喜美(あおい・きみ)/「賢姉様」声-斎藤千和フタヨの...
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