僕は友達が少ない 4話 『後輩達は遠慮がない』

はがない第4話は隣人部に後輩が入部、顧問も含めて一気に3人増えました。
マリアも幸村も十分に残念な方向の特徴が目立つキャラではあるけれど、理科のインパクトが強くて全部持っていった感じですねw 一方で後輩の入部に対する夜空の反応も気になる所です。

夜空は幸村に対しては自分から入部を勧める位だった一方で、理科の入部には渋っている様子でした。星奈の時も初めは入部を認めようとしませんでしたが、女子を入れたがらないのは結局、小鷹に近づく女子が増えるのを嫌がっているという事なんですよね。幸村に関しては一応は男子として見ているという事で。
夜空にとって隣人部は10年ぶりに再開した幼馴染の小鷹と一緒にいる為に作ったようなものなので、これだけ女子の部員が増えてしまうのは想定外だったのでしょうね。だから自分の作ったポスターを「あんなゴミみたいなポスター」と言ってしまう訳ですw

「オスとメスの間に普通の友情は成立しないかと」「そんな事無い！」
現にかつては女の自分と男の小鷹は友達だった、だから男女間においても友情は成立するはずだと夜空は思っているのですね。但しそれは子供の頃の話で、かつ小鷹の方は相手を女の子だとは思っていなかっただろうし、高校生になった今でも同じ事が言えるかというと難しい所でしょうね。
要するに夜空は小鷹とまた子供の頃のような関係になりたくて、その為には他の女子が小鷹に近づくのは困るという訳ですね。しかし隣人部は建前とはいえ友達づくりの為の部として作ったのだから、あまり小鷹に固執せずに女子達とも仲良くすべきだと考えられるのですが… さてどうするのでしょうね？


「哺乳類に興味を持ったのは生まれて初めてです」
登場初回からぶっ飛んだ変態っぷりを披露した理科でしたが、理科室での爆発から助けてもらった事から小鷹に懐いたのでした。子供の頃からの天才発明家で、VIP待遇でもいつも理科室にいるのでは、同年代の男子と関わる機会自体がほとんど無かったのでしょう。だからほぼ初めて深く関わった小鷹に興味を持つのも自然な事でしょうね。
理科は隣人部の中では特に積極的に小鷹にアプローチをかけてくる事になりますが、やはりどうしても変態的に迫るので軽くあしらわれてしまうのですよねw まあでも変態な部分に目をつぶれば、自分から懐いてくるのは可愛いと思うのですけれども。でも結局は変態なのでw それにしてもロボット同士の絡みに悶えるとか、腐女子としても相当レベル高いですよねw

「みてのとおり、わたくしはだんしですが？」(原作では幸村の台詞はほとんど平仮名)
幸村は立派な日本男児になる事を目指している訳ですが、「欲望の趣くままに金品を奪い、美女を侍らせ酒池肉林の限りを尽くす」のが小鷹のイメージで、かつそれに憧れるというのもやはり残念な感性なんですよねw
虐められていると言っても着替え中に他の男子が目を逸らしたりとかドッジボールで狙われないとか、男扱いされないというかそもそも男に見えないという問題なのですが、これに関しては迂闊な事を書いてしまうと即重大なネタバレになってしまうので、あまり突っ込んだ事は控えておきます。アニメで今期の放送中にはっきりさせるのでしょうかね？
メイド服を着てしまうととても男には見えなくなってしまうのですけど、それでも男らしくなる為にと信じてしまうのもまた残念ですよねw

マリアは一応飛び級で教員になる位には学力はあるはずなのですが、夜空に簡単に言いくるめられてしまう辺りは年相応の子供らしい所ですね。まあマリアに関しては次回以降の小鳩との絡みがメインになるのではないかと。
それにしても幼女のシスターのキャスティングに井口さんを充てる辺り、明らかに狙ってますよねw

小鷹の「何か言ったか？」1回目。ヒロイン達が小声で何か言っていて主人公には聞こえていないというのは典型的な鈍感主人公の良くあるパターンとなってますが、小鷹に関してはそういうテンプレ鈍感主人公とは違う事情があるのですけどそれは原作最新巻まで読まないといけないので、アニメでは2期になってからでしょうね。

このアニメは今回のロボットのバトルにしても2話のゲームでのバトルにしても、本編とは離れた部分での演出に力いれてますよね。
次回予告でもまたゲームの話のようなので、次回も凝った演出に期待出来そうです。



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