境界線上のホライゾン 3話 『町中の遊撃者』

境界線上のホライゾン第3話、トーリの告白を明日に控え、前夜祭と称して仲間達と騒ぐ一方で、他の勢力が何やら不穏な動きを見せ始めている、といった状況でした。
トーリの告白の後も、武蔵での騒がしくも平穏な日常は続いていくと思っていたけれど…

まずは"後悔通り"での10年前の事件について。トーリ達の仲間であったホライゾンが死んだのは実質的にトーリが追い込んだせいであり、そのトラウマからトーリは10年間、事故現場に近づけなかったのでした。"後悔通り"とはまさにトーリの後悔を表す名だった訳ですね。
ホライゾンの姓であり、教導院の名にもなっている"アリアダスト"とは松平家を表す名であり(MATSUDAIRAから始めのMAを取って逆にするとARIADUST)、松平家に縁のあるものに名づけられたもので、つまりホライゾンは松平・元信の内縁の娘だった訳です。だからホライゾンは実の父親の馬車に撥ねられたという訳で…
明日でその事故から10年を迎え、その日に「ホライゾンに告白する」というのは、事故に対するけじめをつけるという意味合いがあるのですね。そしてその前に10年間避け続けていた事故現場を訪れる事にしたのでした。

今回幼少期のトーリやホライゾンと鈴のエピソードが語られたように、鈴や浅間等の仲間達の多くは事故以前からの付き合いでした。仲間達は事故を通してトーリを見てきて、支えてきた訳です。しかし武蔵に来て日が浅い正純にはトーリが何故皆に支持されるのか分かっていないのですね。
トーリの後悔、そして告白の行方について理解するには、彼等の側にもっと"踏み込む"べきである。仲間達との距離感を掴みかねていた正純が本当の意味で仲間として迎えられるには必要な事なのでしょうね。

トーリはやはりトラウマのせいで後悔通りに入るのをかなり躊躇っていましたが、正純が馬車に乗った父親に話しかけられた途端に勢いつけて走ってきましたけど、これはトーリからだと正純が絡まれているように見えたから、無理してでも急いで行った、というようにも見えますね。


今回は武蔵の他の勢力に属する人物も多く登場しました。これで主要な人物は大体登場しましたかね。といっても顔見せ程度でしたが。
教導院の学長が出会った人物が松平四天王として称される本多・忠勝と榊原・康政であり、学長もやはり四天王の酒井・忠次の名を襲名しているので、ここに四天王の内3人が揃った訳ですね。残る1人はどうしたのか、という問題もありますが…
四天王の中でも本多・忠勝は"東国無双"と呼ばれる程に武勇を称えられており、それに対する"西国無双"の立花・宗茂、その妻のも登場しました。彼等にはやはりバトルでの活躍が期待されますね。既にOP内で忠勝の娘である二代と宗茂が戦ってますけどw

浅間・智は浅間神社の巫女にして弓使いでもあるのですが、巫女は確か人を射るのは禁じられていた筈なのに前夜祭では抱き枕カバー被った連中に遠慮なく撃ってましたねw そんなんだから"狙撃巫女"とか"ズドン巫女"とか言われるのですがw
マルゴットも校舎内でぶっ放してましたけどw まあ金で解決する事なら何しても特に問題ないようなものですからねw

さてそろそろ各勢力も何やら動き出し、次回からは一気に状況が変わっていく事になるでしょうかね。
武蔵での"いつも通りの日々"がいつまでも続く訳ではない、という事を示唆するようでしたが…



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