境界線上のホライゾン 2話 『食事場の清純者』

境界線上のホライゾン第2話、世界設定については多少は説明されましたが、やや駆け足気味で展開が進んでいる為か、まだ説明は不十分だったかなと感じました。
これについて、自分なりに説明をまとめてみようかなと思います。私もまだ原作を読んだばかりで理解し切れていないかも知れませんが…

世界設定や用語の解説は公式サイトのPROLOGUEやSTORYに詳しく載っていますが、こちらでもまとめてみます。

まずはこの世界の成り立ちについて。人類が再び地球に戻ってきた際に人間の住める環境が"神州"(日本列島)しか無かった為、神州を異空間"重奏世界"にコピーし、現実側にかつての神州出身者の末裔、重奏世界側にその他の民が移り住んでいました。
しかし、神州での南北朝戦争の際に地脈を制御していた神器が失われ、重奏世界が崩壊、一部が現実側に統合されました。住む地を失った重奏世界の人々は現実側の神州に移り、"重奏統合騒乱"と呼ばれる争いが起きた結果、神州を"極東"と改めて各国の教導院が各地を暫定支配する事になりました。現在では、極東の住人の独立領土は武蔵のみとなっています。

また各国は、再び宇宙へと進出する為にはかつての歴史を繰り返して再現するのが最適だと考え、前地球時代の歴史書"聖譜"に沿って歴史の再現を行おうとしています。その為に歴史上の偉人の名の襲名が行われています。現在の"三河"の君主が松平・元信(徳川家康)を名乗っているのも襲名によるものです。

武蔵の副会長である本多・正純も、史実での家康のブレーンであった本多正純の名を襲名し、三河において政治家になる事を目指していました。しかし、三河で突然家臣のほとんどを自動人形に入れ替えた為に政治家への道を絶たれ、母親の失踪の後に武蔵に移ってきたのでした。正純が生徒会長に立候補しなかったのは武蔵に来て日が浅いので遠慮したからとの事ですね。
学生が国を動かすこの世界で学生の年齢制限を科せられている武蔵で政治家になる事に意味があるのか、と悩む一方で、新しい道もあるのではないかと示されていました。
"後悔通り"の事件について調べ、武蔵の仲間達の事をより深く知る事で、武蔵における新しい道が見えてくるのではないか、といった所ですね。まとめとしてはこの位でしょうか。


副会長が悩みを抱えている一方で、生徒会長は何ともお気楽に見えてしまう、この落差も酷いものですねw 授業中にエロゲのアンケート書いたり全裸になったり胸揉んで吹っ飛ばされたり。「この胸を貸しましょう」と言ったら文字通りの意味になるとはw
他の仲間達も授業中に仕事してたり原稿書いてたりフィギュアを愛でてたり、かなりいい加減ですよねw

既に亡くなったというホライゾンに告白しようとするトーリですが、1年前から自動人形のP-01sを気にかけていて、彼女の働く店に毎朝通うようになったとの事。彼女にホライゾンの面影を見ているのでしょうか？
もし彼女がホライゾンじゃなくても一緒にいてくれないか、と思うトーリですが、さて告白の行方はどうなる事でしょうか…？



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