俺の妹がこんなに可愛いわけがない 最終話 『俺の妹がこれで最終回のわけがない』

俺妹のアニメもついに最終回を迎えました。
ネット配信の13話以降は桐乃不在の話が続いていましたが、最終話の後半になってようやく、桐乃と京介の兄妹の物語に戻ったという感じですね。

桐乃がアメリカ留学以降全く連絡をしなかったのは、"留学先の他の選手に1勝するまで友達と連絡を取らない"という縛りをかけていたからでした。全力で頑張れば達成出来るだろう、皆と話す為に頑張れるだろうからと。しかし勝てなかった、申し訳ないとは思いながらも、友達に弱音を吐くなんて事は出来なかった訳で。
好きなエロゲやアニメ、モデルの仕事等と同じように、あるいはそれ以上に、陸上に対しても全力で取り組む。それが桐乃の最大の長所であると言えるでしょう。いつまでも結果を出せない事で今までのコレクションを全部捨てようとまで自分を追い詰めてしまう位に、自分に甘えや妥協を許さないストイックさがある訳です。
しかし、京介は桐乃の陸上に懸ける気持ちを聞いた上で、「一緒に帰ろう｣と言いました。勿論、桐乃がいなくて寂しいという気持ちも強かったでしょう。京介はそれだけだと言って、我侭のように聞こえるけれども、「頑張らなくてもいい、一生懸命なお前に文句を言う奴はブッ飛ばしてやるから」という台詞には、桐乃の頑張りを認めた上で、無理はして欲しくないという、桐乃の事を本当に大事に思う気持ちも込められているのでしょうね。

帰国してからの黒猫との会話で、ルームメイトの子に1度だけ勝ったと言っていました。京介が迎えに来た時点では勝っていなかったのだから、それは「行く所があるから」と言った後の事で、つまり京介が来てくれたおかげで勝てたという事ですねw 負けっぱなしではなく最後に一矢報いたというだけでも成果はあったと言えるでしょう。


取りあえず今の所はここまでにします。黒猫関連とか、他にも総評として色々と言いたい事もあるのですが、それらは明日以降にしたいと思います。



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