ストライクウィッチーズ2 4話 『かたい、はやい、ものすご～い』

スト魔女第4話はトゥルーデとシャーリーのメイン回。新型のジェットストライカーに関わる2人の大尉のライバル関係を描いた話となりました。

ジェットストライカーはカールスラントが誇る新世代の技術であったはずが、試作機とは言え半端じゃない魔力を消耗するというとんでもない欠陥品でした。
歴戦のエースであるトゥルーデが1日でやつれて、海に落ちたり制御不能になったり… 十分命に関わる問題ですよね。
敵のネウロイも今回のように分裂した上にかなり素早く動き回る等の新型が現れ、今の戦力では苦戦は必至でしょう。なので終盤戦では魔力の燃費の問題を解決したジェットストライカーが実戦投入されて、トゥルーデやシャーリー達が華麗に使いこなして活躍するのを期待したいですね。


トゥルーデはジェットストライカーの桁違いの性能にすっかり虜になってしまい、海に落ちた事を恥じてトレーニングをしていましたが、軍人らしくあろうという生真面目な性格が災いして余裕が無くなっているようでした。魔力の問題なのに体力を鍛えようとするのも何か違うような気がします。
一方シャーリーは勝負に負けても全然気にした様子は無く、おおらかさや度量の広さではトゥルーデより何枚も上手のようですね。何にも縛られる事無く自分のペースを保てる事が、いざという時に頼りになるのかも知れないですね。

シャーリーがピンチと聞くとトゥルーデは彼女らしからぬ命令違反を犯してでも助けに向かい、一転して暴走して止まらなくなったトゥルーデを今度はシャーリーが止めるという、例え直前までいがみ合っていても互いを助け合うという熱い気持ちは素晴らしかったです。
トゥルーデがシャーリーの胸を思いっきり鷲掴みしてましたがw こうして見ると寧ろシャーリーの方がお姉ちゃんのように見えますねw 正気に戻ってから指摘された時のトゥルーデの反応も面白そうw
戦いの後はポテトの取り合いなどしていましたが、まあこの2人はこれでいいんでしょうねw


ルッキーニとシャーリー、エーリカとトゥルーデという従来からの組み合わせでも良い味を出していました。
ルッキーニはジェットストライカーの欠陥を本能的に見抜いたのでしょうかね？ 「穿かないで」という頼みを受け入れる辺り、姉妹というか母娘のような信頼関係の厚さが感じられますね。
エーリカは眠ったトゥルーデに上着をかけてあげる気遣いを見せたのが良かったですね。普段は掴み所が無いようなエーリカですが、一番付き合いが長いであろうトゥルーデとの絆はまた特別なものなのでしょう。
エーリカがトゥルーデにインカムを付けたのは、シャーリーがピンチならばきっと駆けつけるだろうと見越していたのでしょうかね？ まあそれだけトゥルーデの事はよく理解しているという事でしょう。
しかし寝床の周辺がえらい事になってましたが… どこからこんなに持ち込んだのかとw こればかりはトゥルーデも大変そうですねw

エーリカの妹・ウルスラも登場しました。技術者のようなのであまり戦場に出る事は無いかも知れませんが、もし姉妹揃っての出撃の機会があったら息の合った連携が見られるのでしょうかね？

「胸の搭載量を減らした方が～」と言われた時にリーネが胸を気にしていて、そしてそれをじっと無言で見つめる芳佳の視線に吹いたw
風呂シーンとかで不自然に光が射すのはまあ仕方が無い事ですかねw

ところでタイトルの"かたい"って何だったのですかね？ 堅物という事でしょうかw

次回はルッキーニがメインのようで。ロマーニャはルッキーニにとっては地元なので思い入れもまた違うのでしょうね。


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