無常の流れ 新館アニメ感想記事では境界線上のホライゾンを中心に、その他はアニメ・漫画・ラノベ・ゲーム関連のネタ等を気が向いた時にやっていければ良いかなと思います。
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その1の記事はゆり達SSSと奏の争いに関する問題だけで一杯になってしまったので、残りはこちらの記事に書きます。最終回の内容に関してならば、言いたかったのは寧ろこちらの記事の方なのですが。
Angel Beats! 最終話 『Graduation』 (その1) ※トラックバック送信は、その1の記事へお願いします。 既にトラックバックを送っていただいた方にはこちらの記事からも送らせて頂きますが、この記事への返信は無しで結構です。 私は最後まで、他の皆は先に行ったと言いつつも実は卒業式の後体育館の外で待っているんじゃないかと期待していたんですが、遂に全く登場しませんでした… 皆ゆりを残して先に去ってしまったのか… 特に野田はゆりに心酔していて、ゆりの為に戦っていたのではなかったのかと。ずっとゆりと共に戦ってきた仲間達が最後にゆりに一言も告げずに消えてしまうなんて、ゆりにとってもあまりに寂しい事ではないですかね? 結局SSSメンバーはコメディ要員でしかなかったのでしょうか? あれだけ多くのキャラがいて、しかも皆それなりにキャラが立っていたのに、ストーリーの展開にはほとんど関わる事が無かったというのが残念です。これならちゃんと消える場面が描かれたガルデモやチャーの方がまだましだったのでは? 代わりに直井が残っていましたが、直井自体は良いキャラでしたけど、他のSSSメンバーを差し置いて最後まで残るようなメインキャラなのかというと違和感があるんですよね… 日向だけは最後まで残ってくれていました。日向は「ゆりを残して先に消えたりしない」という事だったので、それ自体は良かったと思います。 しかしその為でしょうか、ゆりは5人の中で2番目という凄く中途半端な順番で消える事になってしまった訳で… ある意味これが、ゆりはダブルヒロインの一人ではなくてただの脇役だったと決定的に印象付けられてしまった感じです。 本当に、ゆりもSSSも最後まで不遇なままだったなぁ… 続いて奏に関して。奏はどこの人気投票でも圧倒的に票を集めていましたが、何故そこまで人気があるのか私には良く分かりませんでした。ハルヒの長門が大人気なのと同様のケースでしょうか? どちらにしても、私は感情表現の乏しいキャラにはあまり興味を惹かれないので… もっと豊かな感情を見せてくれたなら、もっと好感を持てたと思うのですが。 と思っていたら、最終回では随分と良い表情で笑うようになっていて驚きました。鼻歌を口ずさんだりとか、麻婆豆腐の歌を作るのが天然というかお茶目だったりとか、だったら初めからそういうキャラを見せて欲しかったなぁと、勿体無いと思いましたね。この最終回の奏なら、「天使ちゃんマジ天使」と言いたくなるのも分かります。 ただ同じ事はゆりにも言える訳で、目覚めた直後の慌てて赤面した表情はとても可愛かったけれど、これを最初の方から見せてくれたらもっと人気も出たのかなぁと残念に思いました。 奏は音無から心臓の移植をされていたとの事。これは9話の音無の死の状況を考えると、あの状況で心臓停止による死亡ではなくて心臓移植が可能な脳死状態になるのかと疑問に感じたりするのですが、野暮なツッコミですかね? ともかくこれで、"音無"⇒(心臓の)音が無い、"結弦"⇒(心臓を)譲る、『Angel Beats』⇒(心臓を譲られた)天使の鼓動、という名前とタイトルの意味に繋がった訳で、この点から見てもヒロインは奏だったという事でしょうか。 最後に奏が「さっきの言葉をもう一度聞かせて」と感情を込めて訴えかける場面は、とても感動的だったと思うのですよ。最後に奏も人間らしい感情を見せてくれた訳だし。ただ一方の音無が、皆を送り出しておいて奏だけは消えて欲しくない、2人でいたいというのはどうかと。まあこれもある意味人間らしいのかも知れませんが、格好良くは無かったかなとw そんな訳で、『Angel Beats!』の物語は終わりましたが… やはり全体的に、説明不足・描写不足な点が多く、かなり勿体無い作品になってしまったと個人的には感じました。 この世界の謎についても、そもそもこの"死後の世界"は何故存在するのか、学校の施設やNPC達は誰が作り出したのか、といった根本的な謎も明かされませんでした。 脚本担当の麻枝氏の作品はCLANNADもリトバスも素晴らしかったのですが、やはりアニメの脚本はゲームとは勝手が違ったという事でしょうか? これだけ多くのキャラが登場して、それぞれを生かしたシナリオを作るとなると、やはりゲームの方が向いていたのではないかという気はします。 ゲームで言うなら、複数のヒロインのルートの内、アニメで描かれたのは奏ルートを選んだ結果だったと言えるかも知れません。タイトルから考えても奏がメインヒロインで良いのでしょうが、しかしこの内容だと、CLANNADの渚のような後にアフターストーリーが控えるメインシナリオではなくて、サブヒロインのシナリオのような印象です。メインシナリオとして丁寧に作り込まれた印象を受けないというか… 麻枝氏は劇中歌の作詞作曲も手がけておられますが、こちらの音楽の方は素晴らしかったと思います。 私はこの作品ではコメディは楽しめました。しかしコメディがストーリーの流れに関わるものではなかったので、それも描写不足の要員の一つになってしまっていますね。まあストーリーの流れの中でコメディ展開にするのも難しいでしょうけれども。 長くなりましたが、以上で『Angel Beats!』の記事は終わりとさせて頂きます。ご意見があれば是非コメントをお願いします。 良ければ押して頂けるとありがたいですm(_ _)m ![]()
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Angel Beats! 第13話「Graduation」(最終回)
最終回でゆりっペを初めて可愛いと思った(ぇ
天使ちゃん見たさに完走でしたが、うまくまとめたなと。
最終回が一番良かったですね。
毎回こうだとよかったのになあ。
あえて難解なストーリーにしたのかね。
最終回で評価がガラリと変わりそう。
商業的には成功...
Angel Beats!第13話感想!
「Angel Beats!」の感想です。
●「Angel Beats!」
第13話「Graduation」
最終回!!
前の時間にデュラララが終わってすごく悲しい気分だったの...
Angel Beats! 第13話(終)
[関連リンク]http://www.angelbeats.jp/EPISODE.13 Graduation目を覚ましたゆりそこには音無、奏、日向、直井がいたあれから3日の日にちが経っていたすでに仲間達はこの5人を残して皆新しい人生...
Angel Beats! 第13話
Angel Beats! 第13話 「Graduation」 です。
-キャスト-
音無:神谷浩史
ゆり:櫻井浩美
天使:花澤香菜
ユイ:喜多村英梨
日向:木村良平
N...
Angel Beats! -エンジェルビーツ-EPISODE.13『Graduration』《最終回》
『あなたには心臓がなかった』 最終回にして明かされた奏の“未練”。その後の音無に関しては 想像せよでいいのか、ラストシーンで結末とすべきか。 賛否両論飛び交ったAngel Beats!ですが、先を予想したり天使に萌えたり 結構楽しんでた印象ではあります。 Crow Songア
Angel Beats! #13 Graduation
楽しかったギルド降下 ギルド降下!!
思い出に残った奏の部屋の不法侵入 不法侵入!!
どれもみんな良い思い出です
Angel Beats!2 【完全生産...
Angel Beats!第13話『Graduation』
“ありがとう”
Angel Beats! 第13話(終)
第13話『Graduation』Angel Beats! 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]今回は・・・卒業式ですか。
Angel Beats!第13話(最終回)『Graduation』の感想レビュー
最終回はゆりっぺカワユスなぁ!と思ったのも束の間、美味しいところはやっぱり天使ちゃんが持っていった気が。
色々ツッコミどころは多かったと思いますが、無事に卒業式を迎えられてスッキリしましたし、良かったのではないかと。
ゆりっぺについては、生前の負い目で
【Angel Beats! 最終話-Graduation】
心には溢れてる「ありがとう」。
Angel Beats! 第13話「Graduation」もう一回みてみよう、きっと「ありがとう」っていいたくなるさ(^ω^)
Angel Beats! 第13話「Graduation」
見ましたよ~ってことで、いつもの如く感想をば
とうとう最終回でしたね
今回は前回の続きから保健室で...
Angel Beats! 第13話 「Graduation」
ささやかなエピローグ、という感じの最終回でした。
ゆりは前回で消えずに残り、合わせて残っていた音無たちと、戦線の卒業式をする事に...
Angel Beats!第13話 「Graduation」 感想
遅くなりましたが最終話で印象的だったところ。
そして作品全体の印象などです。ふぅ~、終わっちまったな。
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